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ミヤガワ日記

ピアノや読書を中心に、日々の気になったことを書いていきます

「のうだま2」を読んで記憶力が増加するとされるシータ波(θ波)の出し方が判明


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上大岡トメ池谷裕二著「のうだま2 記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!」(幻冬舎)を読みました(ネタバレ注意)。

  

 人の名前が思い出せない、例えば身近な人なのに「すみません...えーっと」と呼びかけてごまかしているあなたにお薦め

 これ、僕の事です(笑)。職場でもう何年も顔を合わせているのに、どうしても名前が出てこない。
この間なんかは、何年も前から友人だった「あの人」の顔が思い浮かんだけれども、名前がどうしても思い出せなくて、スマホのアドレス帳を見てチェックして「あ、黒川君だ!」と気づいたときは愕然としました(黒川君、ごめんなさい)。

 

そういうような「記憶力が衰えた?」体験をされている皆さんには、とてもお薦めの本です。

著者である上大岡トメさんが漫画を書いていて、理論的なバックボーンは脳科学の権威で、僕が一番信頼している脳科学者の池谷裕二氏となっており、2人とも漫画に登場し、上大岡さんの体験を池谷さんが解説する、という構造になっています。

恐らく、脳科学とか小難しい事が苦手な人でも、半分漫画になっているので読み易いと思います。

 

ここからはネタバレです。

マインドフルネス
瞑想

 マインドフルネス瞑想等で最近話題のシータ波を、この本は先取りしていた

この本には、マインドフルネスという単語は出てきませんが、シータ波(θ波)という脳波の出し方について書かれている箇所が多くあります。

この本で取り上げたい脳波は「シータ波(θ波)と呼ばれるものです。メディア等ではあまり話題にのぼらないので、世間では有名ではないかもしれませんが、脳の記憶にとってはとても大切な脳波です。なぜならシータ波は「記憶力を高めてくれる脳波」だからです。*1

 

シータ波については、現在でも研究が続けられているようですが、近年流行の、google社でも行われているとされる「マインドフルネス瞑想」などの「自分を観察する系統の瞑想」を行った際には脳波にアルファ波やシータ波が主に出ている、という研究結果があるとの事です。

僕は、「記憶力もよくなり、さらにストレスにも強くなる」という脳波、「シータ波」に興味が湧きました。*2

 

大人でもシータ波を出せば、若い頃と同じように覚えられる

「のうだま2」の中にこのような記述があります。若いウサギと大人のウサギを比較した記憶力の実験です。若いウサギは200回の訓練で習得したタスクです。

〜では、大人のウサギで同じ実験をすると、どうなるでしょう。がっかりすることに若いウサギと同じだけの点数を上げるためには、800回もくり返し訓練する必要がありました。ざっと4倍も記憶力が低下している計算になります。〜(中略)〜

ウサギの脳波を調べると、シータ波が出ているときと出ていないときがあります。実は先ほどのデータは、シータ波が出ていないときに学習させたときの結果。では、シータ波が出ているときに訓練するとどうなるでしょうか。何と学習結果は、大人のウサギも若いウサギと同様に200〜300回で覚えられました。つまり、シータ波さえ出ていれば、大人のウサギの記憶力も若者並みだというわけです。*3

 

これを読んで、僕もこれからは「シータ波」を出して、記憶力を若い頃のように保とう、と思いました。特に僕は最近、「趣味のピアノの暗譜が1年かかっても出来ない」(笑)という状態になっているので、何とかしてこのシータ波の出し方を知りたい、と思いました。

 

シータ波の出し方は大きく「3つ」ある

のうだま2を読んで、シータ波の出し方は主に次の3つがある、という事が分かりました。

  1. 歩く事(正確には「移動している」と脳に思わせる事)
  2. 小腹を減らす事
  3. 就寝前(直前)

 

詳細、正確な事は「のうだま2」を買って読んで欲しいですが、僕の体験談として、

  • 1に関しては、僕も旅行などで、とても気分が良くなったり、また、旅先の風景を覚えていたり、食べた物を覚えていたりするので、記憶力は明らかに上がっていると思います。新鮮な体験という意味合いに於いても記憶されることは多いです。
  • 2に関しては、確かにあります。満腹まで食べると食べ物の消化にエネルギーが廻ってしまう気がします。腹八分目とはよく言ったものです。
  • 3に関しては、眠る直前の事はとても良く思い出せるので、これも頷けます。

 

結論:この本を読んだ結果、これから僕はこのように生きる

  • まず、資格試験等の暗記を要するものは、睡眠の1、2時間前に覚えて寝る。朝にテスト等をする。
  • 歳も歳なので、ドカ食いしない。常に「少しお腹が空いているかな?」という状態を作り出す。
  • 勉強等に行き詰まったら、机にくっついているだけでなく、部屋の中を移動しまくって、勉強する。時には山手線をグルグルしながら勉強する。

 

のうだま2にはシータ波という切り口以外にも、海馬や、長期記憶等といった切り口から、効果的な記憶力アップ方法について語られています。 

総じて、とてもためになった、アンチエイジングに役に立った脳科学本だと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:のうだま2より引用

*2:のうだま2に「ストレスに強くなるとは書かれていないので注意。あくまでもこの本では、「記憶力を高めてくれる脳波」としてシータ波が紹介されている

*3:のうだま2より引用