皆さんこんにちはこんばんは。
今回は巷で話題になっている映画「君の名は。」の中から、「秋祭り」と「かたわれ時」という曲をピアノで弾きました。
ちなみに、僕はまだこの映画を見ていません。しかしながら、映画とほぼ同時に完成したという新海誠氏の小説「君の名は。」の方は読みました。
小説の方は面白かったですが、多分この物語は文字だけよりは映像があるとより分かり易いと、読んでいて思いました。
映画の方がとても評判が良いので、見に行きたいのですが僕は映画館の雰囲気があまり好きでは無いのです。正確に言うと、映画館に入るまでに知らない人に合うのが面倒くさいです。これはあきらかに自意識過剰ですが、「あのオッサン、一人でこんな若者向けの映画見に来てるよ」と思われるのが嫌なのです。あとは自由に泣けないところとか…。
しかしながら、「この映画は映像がとてもキレイなので、映画館で見たほうが良い」とツイッターで連呼されていたので、週末に力を振り絞って見に行きたいと思います。
映画を見ていない、それなのになぜ楽譜を買ったのか?
小説を読んだ後、先週たまたま入った楽器屋さんに、この楽譜が置いてありました。
実はRADWIMPSさんのYour Name 君の名は。(通常盤)も売っていたのですが、僕は普段からあまりCDを買うことがなくて、あったとしてもクラシックばかりなので、ここは独学ピアノ男として楽譜のほうを買うべき、と思ったのです。当然、楽譜とCDの両方を買えば済む話ですが、予算の問題もあり(笑)楽譜のみ購入しました。
もう一つには、映画やCD等の音源を聴かずにどれだけ自分自身で楽譜のみから音楽が構築出来るか?という事を試してみたかった、というのもあります。
最初に弾く曲は「秋祭り」と「かたわれ時」の2曲に決定
楽譜を買ってきてパラパラめくってみると「秋祭り」と「かたわれ時」が比較的易しめの難易度で、一週間位で仕上げることができるのではないか?と思ったので、この静かな感じのする2曲にしました。
毎晩、電子ピアノにヘッドフォンをつけて20分程集中して練習しました。賞味5日位。
そして、本日スタジオに行って撮ってきた演奏がこちら
「秋祭り」
「かたわれ時」
弾いてみた感想、工夫したところ、ダメ出し等
「秋祭り」
最初の8小節は繰り返しをするのですが、この2回目の繰り返しでウナコルダ(左ペダル)を踏んで、弱い音で弾いてみました。
物悲しい雰囲気を出すのが苦労しました。劇中のどの場面で流れるかはよく分かりませんが、小説を読んだ限りでは後半の、彗星が来るその日の秋祭りですよね?
僕はいつも秋になるとブラームスを聴きたくなるほど鬱になるので、そんな気分を想像して、また、僕の田舎の秋祭りを思い出しながら弾きました。
最後の上昇アルペジオは音が大きくなってしまいました。ここの強弱の指定はないですが、何か儚げに終わらせたかったのに、音が大きくなってしまい反省しています。ここも左ペダルを踏めば良かったかも…。
「かたわれ時」
まず、全体的に自分の音楽になっていない事を自分自身にダメ出しします。
4小節目のドの音が大きすぎた
19小節目(Bの部分)はあきらかに目立つミスをしてしまった。
後半のポップスっぽいノリ(8分音符と16分音符で構成される)が、普段クラシックばかりやっているので(言い訳)、リズムが取りづらい。
左手と右手の交差が難しかった。
これも劇中のどこで流れるかよく分からないのですが、秋祭りの時の山の頂上の御神体の周りで二人が出会うところなのかな??と思います(違っていたらすみません…)。であるならば、もっと一音一音を大切に弾くべきだったです。
総評
「かたわれ時」に関してはもう少し練習が必要でした。映画を見た後にイメージを掴んで練習したいです。
次は何の曲を弾こうか?
ピアノソロ 君の名は。music by RADWIMPS yamaha music media corporation より目次引用
僕の音楽能力()を考慮すると、「歌詞のついている音楽」は弾くのが難しいです。というのも、普段からほとんどクラシックの簡単な曲ばかり弾いているので、現代風のノリについていけない、歌詞の細かい音符の動きについていけない、速いリズムの曲がムリ、という致命的な欠点があるからです。
なんというか、分かる人には分かってもらえると思いますが、歌詞とかのシンコペーションを頭のなかで数えてしまう、数えないと出来ないのですよね。
こういうような「歌詞のある曲」を楽譜もあまり見ずに弾ける人がいますが、正直凄いと思います。そんな能力が欲しいです。
さて、そんな訳で、次に練習する曲は、「はじめての、東京」「御神体」あたりでしょうか?それぞれ2ページ、3ページなので、長くなくてちょうどよいです。それが終わったら焦らずに「前前前世」とか「スパークル」など、歌詞のある曲にも挑戦してみたいと思います。
全体的には、少しピアノをやっていれば弾ける曲が多いと思いました(ただし練習はしないとダメですね)。そして、結構美しい曲が多いです。きっと映画を見ればもっと愛着が湧くのでしょうね。
僕も映画を早く観て、より一層曲のイメージをつかめるように、良い演奏が出来るようにしたいです。
読んでいただき、ありがとうございました。